東京都北区で大学受験予備校選ぶなら武田塾赤羽校 大学受験お役立ち情報 【文理選択】高1生が後悔しない3つの考え方と学部の調べ方

【文理選択】高1生が後悔しない3つの考え方と学部の調べ方

高1生のみなさん、こんにちは!2学期も深まり、そろそろ希望調査の時期ですね。高1生にとって「文理選択」は将来に繋がる最初の大きな決断です。

「文系か、理系か、どっちがいいんだろう…」「ここで将来が決まっちゃう感じがして、決められない!」

進路を左右する大きな決断なので、迷うのは当たり前です。大事なのは、その迷いから逃げずに、「自分で考えて決める」ことです。したがって、「なんとなく」や「友達に合わせて」という他人任しの理由で、自分の進路を決めてしまうのは非常にもったいないです。

この記事では、高1生が後悔しない文理選択をするために、今考えておきたい「3つの考え方」と、まだ将来の夢が決まっていなくてもできる「学部・学科の研究の進め方」をご紹介します!

考え方①:「好き・興味がある」は最強の武器になる(高1生の文理選択)

まずは一番シンプルですが、一番大切な視点です。あなたは、どの科目を勉強しているときに「面白い!」と感じますか?

例えば
・英語の長文を読んだり、外国の文化を調べたりするのが好き
・歴史上の人物や出来事を覚えるのが得意
・数学の問題が解けたときの「スッキリ感」が好き
・実験や観察で、仕組みがわかるとワクワクする

なぜ「好き」が大切かというと、大学受験や大学での勉強は、今よりもずっと専門的で難しくなるからです。つまり、苦手な科目を何年間も学び続けるのは、本当に大変になります。

逆に言えば、「好き」という気持ちは、難しい壁にぶつかったときに「もうひと踏ん張りしよう!」と思える、一番の原動力になります。

考え方②:「得意・苦手」を冷静に分析する

次に、冷静な視点です。「好き」とは別に、「あまり努力しなくても点数が取れる科目」や「どうしても苦手な科目」はありませんか?

特に重要なのが、数学と理科(物理・化学)です。

もしあなたが「数学が本当に苦手で、見るのも嫌だ…」という場合、理系に進むのはかなりハードな道になるかもしれません。というのも、理系の学部(工学部、理学部、医学部など)では、大学に入ってからも数学を使い続けるからです。

もちろん、「今は苦手だけど、克服したい!」という強い意志があれば別です。しかし、自分の得意・不得意という現実も、一度冷静に見つめてみましょう。

考え方③:「将来やりたいこと」から逆算する(文理選択の基本)

「将来、お医者さんになりたい」「ゲームを作るエンジニアになりたい」「弁護士になりたい」

もし、こうした具体的な夢があるなら、選択は簡単です。(例:医者・エンジニア→理系、弁護士→文系)

…とはいえ、「高1で将来の夢なんて、まだ決まってないよ!」という人がほとんどだと思います。それで全く問題ありません!

そういう人こそ、次の「学部・学科の研究」をぜひやってみてください。

【夢がなくてもOK】高1生が文理選択をするための学部・学科の研究の進め方

将来の夢が決まっていない人は、「考え方①」で出てきた「好きな科目」をキーワードにして考えてみましょう。

STEP1:「○○(科目名) 学部」で検索してみる

例えば、「英語が好き」なら「英語 学部」、「物理が好き」なら「物理 学部」と検索してみます。すると、関連する学部や学科がたくさん出てきます。

例えば
・英語が好き → 文学部(英文学科)、外国語学部、国際関係学部…
・物理が好き → 理学部(物理学科)、工学部(機械工学科、航空宇宙工学科…)
・日本史が好き → 文学部(史学科)、教育学部(社会科)、法学部(政治学科)…

他にも、スタディサプリ進路(https://shingakunet.com/)やマナビジョン(https://manabi.benesse.ne.jp/)といった大学検索サイトで「○○ 学部」と調べてみるのもオススメです。

STEP2:大学のホームページで「何を学ぶか」を見る

次に、興味を持った学部・学科を見つけたら、色々な大学のホームページに飛んで、その学科の「カリキュラム」や「卒業後の進路」を見てみましょう。

「国際関係学部って、英語だけじゃなくて法律や経済も学ぶんだ!」「工学部でも、こんなに種類があるのか…」

など、たくさんの発見があるはずです。このように、今の時点で100%理解できなくても、「なんとなくこっちの方が面白そう」という感覚を掴むことができれば、それが大きなヒントになります。

文理選択のため大学の学部を調べる高1生

まとめ:よくある「後悔する決め方」に注意!

高1生の文理選択は、あなたの将来の可能性を広げるための第一歩です。以下のように「なんとなく」の理由で決めてしまい、あとで後悔しないようにしましょう。

・NG例①:「仲のいい友達がみんな文系(理系)だから」
・NG例②:「なんとなく理系の方がカッコいいから」
・NG例③:「数学が嫌いだから、消去法で文系」(※文系にも数学が必要な学部はあります!)

今回紹介した「3つの考え方」をヒントに、ぜひ「学部研究」という行動を起こしてみてください。そうすることで、自分で調べて、悩んで、最後は「自分で決めた」という納得感を持つことができるでしょう!


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