高2の秋から始める大学受験勉強!まず何から手をつけるべき?【科目別スタートガイド】
「そろそろ受験勉強、始めなきゃな…」
「でも、何から手をつければいいのか全然わからない…」
高校2年生の秋、部活や学校行事も一段落し、周りの友達も少しずつ受験を意識し始めるこの時期。
そんな焦りを感じていませんか?
大丈夫です!
高2の秋からスタートするのは、絶好のタイミング。ここで正しい一歩を踏み出せば、高3になったときに大きなアドバンテージになります。
今回は、多くの先輩たちが「これをやっておけばよかった!」と口をそろえる、主要3科目の「まず、これだけはやっておこう!」という最初のステップをご紹介します。
目次
英語:すべての土台!「英単語」と「基本文法」の徹底
英語の受験勉強で、まずやるべきことはたった2つ。英単語の暗記と高1で習った文法の総復習です。
「え、長文読解とかじゃなくていいの?」と思うかもしれませんが、これが全ての土台になります。単語がわからなければ長文は読めませんし、文法がわからなければ文の構造を正確に理解できません。
・英単語
まずは、学校で配られている単語帳や、『システム英単語』『ターゲット1900』などの定番の単語帳を1冊決めましょう。そして、毎日30分でもいいので必ず触れる習慣をつけてください。
その時に大切なのは、その日のうちに「完璧」にすることです。
例えば1日に100個と決めたら、まずは10個ずつ区切って、意味を隠して言えるかテストしてみましょう。言えなかった単語だけを何度も繰り返し、10個全てを即答できるようになったら次の10個へ。このやり方で100個全てを完璧に仕上げるのが、遠回りに見えて一番の近道です。
・英文法
高1で習った「文型(SVOC)」や「時制」「不定詞」「動名詞」などを覚えていますか?少しでも不安があれば、薄い文法の問題集や、学校の教科書・参考書でいいので、必ず総復習しておきましょう。ここが盤石になると、高2の後半で習うであろう難しい文法への理解度が全く変わってきます。
数学:急がば回れ!「数Ⅰ・A」の苦手分野を潰す
理系でも文系でも、大学受験の数学でカギを握るのは数学Ⅰ・Aの完成度です。なぜなら、数学Ⅱ・Bや数学Ⅲは、このⅠ・Aの知識をベースに作られているからです。
特に、以下の単元で少しでも苦手意識があるなら、今すぐ復習を始めましょう。
・二次関数:最大・最小、グラフの平行移動など、基本を完璧に。
・場合の数・確率:多くの受験生が苦手とする分野。ここで差がつきます。
・図形の性質:定理や公式をただ覚えるだけでなく、「なぜそうなるのか」を証明できるレベルを目指しましょう。
数学Ⅱ・Bの予習を焦る気持ちもわかりますが、まずは土台固めが最優先です。教科書の章末問題や、基本的な問題集を使って、「誰かに説明できるくらいわかる」状態にしておくことが、高3での伸びに繋がります。
国語(古文):勝負は高2で決まる!「古典文法」の完全マスター
現代文や漢文と違い、古文は「知っているか、知らないか」で点数が大きく変わる科目です。そして、その知識の根幹となるのが古典文法です。
高3になると、演習に時間を取られて文法をじっくりやり直す時間はありません。だからこそ、比較的時間のある高2のうちに文法をマスターしておくことが最強の戦略になります。
・助動詞の暗記:まずは、助動詞の「意味」「活用」「接続」を完璧に暗記しましょう。自分で活用表を何度も書いたり、音読したりするのがオススメです。
・識別の練習:「なり」や「ぬ」など、複数の意味を持つ助動詞や助詞を文脈から見分ける練習をしましょう。これができるようになると、読解の精度が一気に上がります。
古典文法は、一度覚えてしまえばずっと使える武器になります。ぜひこの秋から始めてみてください!
まとめ:焦らず、でも着実に
ここまで読んでくださりありがとうございます!
今回紹介したのは、基礎的で地道な勉強ばかりです。しかし、大きな建物を建てるのに土台が一番重要なのと同じで、受験勉強も基礎が9割と言っても過言ではありません。
高2の秋は、この一番大事な土台を作るための最高のチャンスです。
全部を一気にやろうとせず、まずは「今週は英単語を毎日やる週間!」「今月中に二次関数を復習する!」といったように、小さな目標からでOKです。
「一人だと何からやればいか、やっぱり不安…」
「自分に合った計画を立ててほしい!」
もしそう感じたら、ぜひ武田塾赤羽校の無料相談にお越しください!
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